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テレビアニメ『神様はじめました』で、もともと野狐である巴衛は土地神になった奈々生に仕える神使となった。

500年の昔に、巴衛雪路と恋に落ち、彼女の病を癒すため龍王から右目を奪った。人間になろうとして神落ちと契約する。しかし、人間になれず雪路が死んだため、契約違反の代償として死に至る呪いをその身に刻まれた。死に場所を求めて彷徨っているところをミカゲに保護され、雪路の記憶と共に呪いを封じられた。その後、ミカゲに狛犬代用としてスカウトされ、彼に仕えていた。初めは、触れられることさえ嫌うほどの極度の人間嫌いだったが、神使として過ごすうちに和らいでいった模様。また、神使となった際、長かった髪を短く切った。

奈々生がミカゲ社の新しい土地神となってからは、彼女の神使となる。口が悪く喧嘩腰のときも多いが、奈々生の神使となった際に、荒れていた寝所を彼女が寝ている間に整えたりするなどさりげない優しさも持ち合わせている。また、炊事や洗濯などの家事全般もそつなくこなす。奈々生の護衛として「御景巴衛(みかげ ともえ)」という名で奈々生のクラスに転入する。その際には、「変化の術」で耳としっぽを隠している。

奈々生が黄泉の国に落ちた際にも神使から野狐に戻るが、奈々生のことをずっと考えていることに気付き彼女への好意を自覚した。
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