翠星石とは、「ローゼンメイデン」の第3ドールである。第4ドール·蒼星石の双子の姉で、双方ともオッドアイだが配色は逆。

清楚で淑やかな容姿に合わずかなりの毒舌家。人見知りが激しく、見知らぬ人間の前では積極的に表に出ようとしない反面、一旦気を許した相手には傍若無人に振るまい、罵詈雑言を浴びせることがある。その性格は「ツンデレ」そのものであり、ジュンからは「性悪人形」と呼ばれ、常に喧嘩ばかりしている。

また第6ドール·雛苺にもよく意地悪をし、泣かせたり怒らせたりしている（心底から嫌っているわけではない）。

しかし、体を張ってドールを守ろうとするジュンの姿を見て次第に惹かれていき、後に契約を結ぶことになる。なかなか素直になれないため契約後もジュンに構って貰えず、彼が第5ドール·真紅とばかりいる事に嫉妬する事もある。

蒼星石が「庭師の鋏」を持つのに対し、翠星石は「庭師の如雨露」を持つ。人工精霊の「スィドリーム」を用いて如雨露に水を満たし、「心の樹」の成長を促す効力がある。

翠星石衣装はオランダやベルギーの民族衣装のような深緑のロングスカートのエプロンドレス。容姿は目の色が蒼星石同様オッドアイで、右目がルビー色、左目がエメラルド色。髪は床に届く程の茶色のロングヘアで後ろで二つに分かれてロールしており（ちなみに登場初期では髪のロールは複数本あった）、白い三角巾のようなヘッドドレスを被っている。